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難しくなった?時間が足りない? 新形式TOEICテスト受験レポート 

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新形式TOEIC

新形式TOEICテストを受けてみました!

昨日(5月29日)は第210回TOEICテストが行われました。

今回から「新形式TOEICテスト」が実施されることになりました。つまり、新形式TOEICテストの記念すべき(?)第1回目ということになります!

私も福岡工業大学の会場で受験しました!

形式が変わってはじめての試験ということで、かなり受験者数が多いかと思いきや、、、むしろ、いつもより少なかったような気がします。

どうも他の地域でも「いつものTOEICテストよりも受験者数が少ない」という声が上がっているようですので、全国的傾向だったのかもしれません。

この辺りもスコアレポートが届いたときにわかることですから、楽しみの一つでもあります。

さて、気になるその内容ですが、私なりにポイント挙げると以下のようになりました。

 

 

1.フォームは2種類ではなく、4種類以上はある模様

 

旧形式のTOEICでは、メジャーフォームとマイナーフォームという二つの形式の問題が用意されていました。

TOEICの試験会場ごとにメジャーフォームの問題を使うところと、マイナーフォームの問題を使うところがあり、この割合は半々ではなく、どちらか一方の受験者数が多くなるようになっていたため、多い方をメジャー、少ない方をマイナーと呼んでいました。
もちろん、これらの問題は同日のTOEIC試験で使われます。
そのため、同じ日付のTOEICの試験を受けたはずなのに、違う会場で受けた受験生のお友達と試験内容について話をすると「え~?そんな問題あったけ?」みたいなことがおきるわけです。

ちなみに、フォームが違っても全部の問題が異なるわけではなく、共通問題もかなり含まれているというのが実態です。

さて、そのフォームの違いは2種類がこれまでの流れだったわけですが、今回は少なくとも4種類ほど用意されているかもしれないということが言われています。

特に、パート1の4問目の写真が4種類あったようです。ちなみに私が受けたTOEIC試験では、男性が高圧洗浄機(ケルヒャーみたいなやつ)を使って道路を掃除している写真でしたが、傘をさしている人が写っているものが出たという方や、本を持っている人が載っている問題だったという方もおられます。

新形式になって、今後も複数フォーム形式がしばらく続くのではないかと思いますが、フォームが違ってもスコアはあまり変わらないので、気にする必要はないでしょう。

 

 

2.いろんな意味で長文化! 

 

パート1とパート2は問題数が削減となりました(パート1は10問から6問に、パート2は30問から25問になりました)。

この二つの難易度はこれまでとは変わりません。相変わらず、パート2の問題には肯定文に対する応答問題もありましたし、質問に対して、正解が質問になるという、「質問返しパターン」もありました。

したがって、この二つのパートはこれまでの旧形式のトレーニング問題集などを使ってしっかり勉強したほうが良いということになります。

気になるのがパート3です!

問題数は旧形式の30問から、新形式のTOEICになって39問という大幅アップになりました。

しかも、話者が3人出てくるパターンや、メモが印刷されていて、それと絡めて出題される問題も出てきました。

これについてはパート4も同様です。

問題数は40問と変更はありませんが、メモが絡む問題が出てくるのが新しい傾向と言えます。

さらにパート4では、新たに発言の趣旨を問う問題が出題されました。

たとえば、アナウンスメントの中に、“Why don’t you regret it?”という表現が出てきて、これが問題として「この女性の発言の趣旨はどういう意味でしょうか?」(What does the woman mean when she says “XXXX”?)という形で出題されます。

リーディングセクションでは、パート5の文法・単語問題の数が40問から30問に減った一方、パート6の長文穴埋め問題が12問から16問に増えました。

さらに、パート6では単語だけでなく、1文丸々空所に補充する問題が出るようになりました。

パート7は、これまでシングルパッセージが28問、ダブルパッセージが20問だったものが、シングルパッセージ29問、ダブルパッセージに加えて、新たにトリプルパッセージが加わって、マルティプルパッセージ25問となりました。

また、「文の途中にあるいくつかの空所に、ある一文を挿入するのに適切な場所を選べ」という問題も出題されました。

こうしてみますと、明らかに聴く方も読む方も“長文化している”というのが新傾向TOEICの大きな特徴と言えるでしょう。

したがいまして、「速読力の強化」がカギとなる一方で、「集中力のコントロール」というのも重要なポイントになってきます。

今回の新形式TOEICを受けてみて、率直な感想は「これは750点以上の人でないと、かなりしんどいだろうな」というのが正直なところです。

どういうことかと言いますと、ある程度内容にまとまりのあるものを処理するということは、読解力と速読力、多読経験というものが固まっていないとツライということです。

これまで、パート1,2やパート5,6で点を稼いでいて、パート3,4のような長文リスニングや、パート7の長文読解が苦手で、まとまった理解ができないわ、時間が足りんわ、といった悩みを抱えておられる方にとっては、この新形式のTOEICがさらにつらいものになってしまうだろうということは、想像に難くありません。

ただし、その一方で受験者にとって喜ばしい変化というのも見られました。

 

 

3.ただし、問題そのものはかなり素直

 

全体的に、かなりまとまった内容を大量に処理する力が必要になる代わりに、問題そのものは素直だったように思われます。

つまり、「聴解や読解については負担が重くなったものの、問題については難易度を下げた」ということに感じられます。

旧形式のTOEICでは、放送文や本文の内容と正解の選択肢の内容に結構ズレがあるというパターンがあったり、ダブルパッセージの問題では、両方の内容を考量して正解の選択肢にたどりつくという複雑な設問もありました。

ところが、今回の試験に限って言えば、そこまで複雑に絡み合った問題というのはなく、それぞれのパッセージの大まかな内容がつかめていれば、どことどこを参照して解答を選べばいいのかが、結構はっきりしているものが多かったように思われます。

他にも、パート3の登場人物が3人いるカンバセイションのパターンも、それぞれの発言の細かな部分は聴きとる必要がなく、3人が話している内容の全体的なポイントがつかめれば答えを選ぶことができるというパターンでしたので、ある意味、細部も全体も捉えなければならない2者間の会話問題よりも解きやすいということが言えます。

文を挿入する問題も、段落ごとに内容を大まかにつかめれば、その趣旨にあった選択肢は1つしかないため、すぐに正答を選べるというものでした。

(たとえば、第一段落はケンジントンエリアの整備計画のお知らせ、第二段落は具体的な変更内容、第三段落は予算についての話、という長文に対して、挿入するべき一文が「ネイザンロードの駐車場にはショッピングセンターができる」といった内容であれば、どう考えても第二段落しかない、といったパターンです。)

したがって、細部よりも全体をしっかり把握するように努めつつ、速いペースで長文を読み、内容をとらえる力をつけるということが攻略のカギになるということです。

問題を解く力というのは、読解力や聴解力とは別に鍛える必要があるのですが、旧形式よりも、比重としては読解重視にかなり偏ったものにすることができると言えるでしょう。

言い換えれば、旧形式の時は短文を正確に聴く力(パート1・2で必要)も、複雑な構造を読み解く力(パート5・6で必要)も、まとまったメッセージの内容をつかむ力(パート3・4・7で必要)も、満遍なく付けるためのトレーニングが必要でした。

しかし、これからはまとまったメッセージの内容をつかむ力を重視し、それがリスニングでもリーディング(読解)でも、ある程度、形になるまで集中トレーニングし、それが固まってから、旧形式の時は短文を正確に聴く力と、複雑な構造を読み解く力を付けたほうがいい結果が出ると思います。

(手前みそですが、エデュソルイングリッシュのTOEIC講座は、上記のような読解・聴解トレーニングを開講以来ずっと行っていますので、これまでレッスンや宿題で行ってきた努力がムダにならず、最もいい形で反映されることになります。なので、受講生の方にとっては今回の形式変更は、ある意味ラッキーだと思います!)

 

 

4.じゃあ、スコアアップのためにはどうすればいい?

以上の内容を踏まえますと、まずは読解重視でパート3・4・7に集中してトレーニングしたほうがいいでしょう。

新傾向TOEICでは、これらのパートにおける問題数が多いため、しっかりここだけに絞って対策をすれば、高得点が得られるだろうという期待もあります。

しかし、パート1・2・5を除けば、「全体的な内容をしっかり把握できているのかどうか」というポイントにTOEICテストの趣旨が変わってきているように感じられます。

このような、全体を把握する力というのは、いわば英語の総合力が試されるため、一朝一夕では成績は上がらないということは覚悟しておいた方がいいでしょう。しかし、スコアが上がるときは一気に上がります。

ただし、早めかつ継続的に学習を進めていった結果、そのようなスコアアップが実現するため、腰を据えた勉強が必要になるとも言えます。

また、すでに述べたように、新形式TOEICのパート3・4・7は、問題はかなり簡単になってきているように思われます。

ただし、クセのある形式であることは間違いないので、新形式TOEIC公式問題集での演習は欠かせません。

特に、パート3・4でのメモに絡む問題は、混乱させられやすいところですから、事前での対策が特に必要です。

では、これまでの旧形式の想定問題集や参考書、公式問題集は無駄なのかというと、そうではありません。

第一に、パート1・2・5については、内容についての変更はありませんので、旧形式の想定問題集や公式問題集は使えます。

この3つのパートは経験がものを言うので、たくさん問題にあたっていたほうが有利になりますので、演習量の少ない方は、むしろ旧形式であろうとも問題を調達して、たくさん解いてしっかり復習するようにしましょう。

特に、パート7がヘビーになっていますから、その前のパート5・6の処理スピードは、これまで以上に早く仕上げられるようにトレーニングしていないと、時間が足りないとお悩みの方は、いわゆる「ぬりえ」をする部分がもっともっとも増えてしまいます。
(実際、TOEICスコアが700点台以下の方は、今回のTOEIC試験の感想において、いつもよりも「ぬりえ」しなければならない問題数が増えたとこぼす方が結構おられた様子です。)

第二に、旧形式TOEICの長文そのものは使えますし、問題文や選択肢も、大きな変更があったわけではないので、普通に使っていいと思います。

特に、読解量は重要になりますから、旧形式のパート3・4のスクリプトやパート7の長文をしっかり読みこむというトレーニングは、新形式TOEICのスコアアップに大きく貢献すること間違いなしです!

ただし、1つだけ注意すべきポイントがあります。それは「韓国で発行されたTOEIC問題集を使う場合は、内容をよく精査するように!」ということです。

いわゆる「韓流本」と言われているものには、パート7の問題部分(本文ではなく)をかなりひねって難易度を上げているものがあります。そういったものは、今後2,3年は出題されないと思われます。この点には十分気をつけましょう。

できれば日本で発行された定評のある問題集から先に手をつけたほうがいいでしょう。

一方、新形式のTOEIC公式問題集は、ぜひとも、ぜひとも、ぜひとも買っていただきたいと思います!!!

なぜなら、リスニングの音声が久しぶりに本番と完全一致しているからです!

旧形式の公式問題集では、リスニングのナレーターは一部しか重複していませんでした。

しかし、新形式の公式問題集のナレーターは、今回のテストとすべて同じナレーターでした。

言うまでもなく、ナレーターにはそれぞれ独特なクセがありますから、これに慣れておくというのはスコアアップには大変効果的です。

したがって、今後TOEICを受けるという方は、ぜひとも新形式TOEICの公式問題集を買って、しっかり音声の研究をしておくことをオススメいたします!

ところで、「TOEIC900点を取りたかったら、英字新聞を読め!」とか「リスニングで満点を取りたかったら、CNNやBBCなどの英語ニュースが聴けるようになれ!」といった声を聞きますが、個人的にはこの見解に否定的です。

TOEICはあくまでも形式の決まっている試験ですから、それに最も近い形式のものを使って演習するほうが力がつくに決まっています。TOEICには英字新聞や英語ニュースに出てくる社会問題や自然環境問題などは出題されません。

オフィスで使う表現は出てきますが、経済ニュースで表現される財務用語や金融マーケットの内容なども出ません。

そんなものと格闘するぐらいなら、TOEICの形式にあった定評のある問題集を何度も繰り返したほうが、よほどスコアアップに貢献します。

新聞記事やニュースは、あくまでもTOEICのスコアアップとは切り離した状態での英語力アップのために利用すべきだと思います。

これはTOEICにおいて、旧形式、新形式を問わず、共通して言えることだと思います。

 

 

5.練習の際はココにポイントをおいてみてください!

 

ということで、重要なポイントはパート3・4・7の内容がしっかりつかめるようにトレーニングすることが、何よりも大切だという1点に尽きるということです。

そのためには、速読をしつつ、全体を見失わない理解力が必要になるわけですが、そのコツを最後に紹介しておきます。

1つ目に、「単語単位ではなく、文の要素の単位(チャンク)でとらえる」ということです。

例えば、You don’t make sure you leave your belongings when you leave the room.という文を読むときに、You / don’t / make / sure / you / leave … のように単語単位で認識するのではなく、You don’t make sure / you leave … のように、数語のカタマリで意味を認識するようにトレーニングするのです。

こうすることで、アイストップ(読むために目の動きを止めること)の回数を減らすことができ、速読につながります。また、ネイティブスピーカーも、発言の際にはチャンク単位で発言しますので、チャンク単位で意味が取れると、リスニング対策にもなります。

2つ目に、「文構造を意識して読む」ということです。

とはいえ、基本概念は難しくなく、①「“主語”・“動詞”・“目的語 or 補語”の三つを意識する」ということと、②「修飾語句と被修飾語句を峻別し、修飾語句はどれを修飾しているのかを意識する」という2点のみです。

TOEICは複雑な文構造をしている文や、抽象名詞を使った読みづらい文を持ってくることはありません。

したがって、認識としてはこの二つを意識するだけで、十分正確に長文の意味を取ることができます。

要は、「てにをは」のとらえ方を間違えないことと、修飾語句に惑わされないことです。

3つ目に、「読み終わった後に、全体の内容が言えるようにする」ということです。

ただ目の前にある英文の訳ができれば、結果的に全体が把握できるわけではありません。

最後の文を読み終えた段階で、全体的にどういうストーリーだったのかを思い出して、あらましを口頭で説明できるぐらいのことができなかったら、読解としては失敗と言えます。

高得点者は、一度読んだ英文の大まかなストーリーを、読み終わって2~30分程度であればきちんと思い出すことができます。

この力がTOEICパート3・4・7をほぼ満点でクリアし続ける源泉になっています。

したがって、パート7の練習をする際には、「読み終わった時点で、全体の内容を口頭で人に説明できる」という基準をゴールに据えて、トレーニングを積んでいくとよいでしょう。

この力をつけるためには、構造との取り違えによる勘違いや、語彙不足による内容の把握の度合いが低くなるといった事態を解消しなければなりません。

つまり、正確な構造把握(主語・動詞・目的語/補語などの把握、修飾ー被修飾の関係の把握など)と、表現力に不安がないようにしっかり準備してから、読解トレーニングを積んだ方がうまく力をつけることができます。

エデュソルイングリッシュも、新形式の傾向に合わせたTOEIC対策を行っていきますので、しっかりとスコアアップを行いたいと思われる方は、ぜひ一度ご連絡ください。(しつこい勧誘などは一切行いませんので、お気軽にご相談ください!)

お気軽にお問い合わせください TEL 080-4315-3229 営業時間:12:00~21:00(月曜日・火曜日除く)

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